国内の交流レース
今のところ地方では盛岡競馬場を除いて、全ての競馬場をダートとしています。
なぜダートコースなのか?と言うとメリットとしては芝と比較しても手間がかからず、フィールドの特性から馬の負担軽減にも一役買っており、また怪我などがしにくいという点が挙げられます。
しかし逆に雨天による雨水が土に溜まったり、ウェットなコンディションではスリップを起こしやすくなるといったデメリットも挙げられます。
元々整備にかかる費用や人の手間をある程度省くためにダートを使用しており、地方競馬=ダートという考え方でしたが、近年から積極的に試みた中央との交流レースにおいて、今まで以上に賞金をアップさせ、中央馬を続々と招いたことによって、中央のダート戦線も充実して、ダートレースの実力向上に繋がっています。
芝よりも実力馬が勝るダートの世界において、芝のレースで良い結果が残せないような馬の2軍的なポジションから、しっかりとしたダート適性を持ちながら実力においても頭一つ抜けている、そういう馬が好結果に繋がっている傾向があり、GI交流レースのワイド化に伴いダートの実力の向上に貢献していると言えるのではないでしょうか。
地方が執り行うGI交流レースは全部で9戦あり、どれも賞金が4500万円から高いもので1億という太っ腹で、一気に高額賞金を獲得できるチャンスでもあります。
しかしこの頃、中央馬最強説というものが立ちはだかり、歴代の優勝実績を物語っています。
崖っぷちに立たされた地方もこれを機に活性化へと進んでくれることを願っていたでしょうが、これが果たして地方にとって良いものとなったとは言い切れないでしょうね。
国際レースを本格的に始動させる前に、国内の交流レースのあり方をしっかりと整わせないといけないという状況でしょう。
今後のダートが潤うかどうかは、ひとえに中央競馬の対応が今後のダート界にも影響を及ぼすと言えるでしょう。