強豪馬を抑えての優勝

ダート界の最強馬を目指して、多くの強豪名馬たちが集結する秋のダート王決定戦、ジャパンカップダート。

第10回のジャパンカップダートを見事制覇したのはエスポワールシチ―でした。

地方交流G1レースを次々に勝利し、初の中央G1レースでのダート王の称号を手にしただけでなく、これまで圧倒的強さを見せ向かうところ敵なしだったダート王カネヒキリに前走で勝ち、ダートG1,Jpn Ⅰで8勝を誇るヴァ―ミリアン、フェブラリーステークスを制したサクセスブロッケンなどの強豪馬を抑えての優勝は、人気、実力ともにダート界の頂点に立ち、世代交代の呼ばれをものにしたのです。

一口馬主の法人である友駿ホースクラブの所有となっている同馬、馬主である友駿ホースクラブは、2004年の宝塚記念のタップダンスシチ―以来のG1制覇、騎手の佐藤哲三も、同じくタップダンスシチ―以来のG1勝利となりました。

そして、ダートG14勝の実績を持つ父、ゴールドアリュールは産駒G1初制覇となり、競馬関係者からこれらの実績を評価されることとなったのです。

血統から見ても、母の父はダート実績馬タイムパラドックスなどを作り上げたブライアンズタイムという、申し分のない新ダートチャンピオンの誕生と言っていいでしょう。

友駿ホースクラブ所有のタップダンスシチ―以来のG1馬である同馬、5歳秋から活躍し大器晩成型と言われダートではなく芝を得意としたタップダンスシチ―とは根本は違いますが、佐藤哲三騎手の先行して押し切る強いレーススタイルを彷彿させるレース展開で、ダート界のタップダンスシチ―とも言われています。

まだまだ若く、現在ダート1800mなら間違いなく日本一の強さを誇る同馬、これからの更なる活躍が楽しみで、2010年はドバイワールドカップを回避してアメリカの最高峰レース、ブリターズカップ・クラシック戦への出走予定が話題になっていますが、ぜひとも参加して、アメリカ馬との力比べを見せてほしいものですね。

海外と日本では基本的にダートの質も違うと言いますが、今のエスポワールシチ―には質の違いなどあっても気にならないかもしれません。

今後も多くの競馬ファンが同馬の世界での活躍に夢をふくらませています。

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